第4回ポエムセミナー

関西詩人協会



著者紹介
 京都の詩誌RAVINEの編集同人、京都市芸術文化協会理事、95年度のノーベル文学賞を受けたシェイマス・ヒーニーの全詩集を翻訳注釈して翻訳文化賞、京都市芸術文化協会賞、等を受ける。詩集『白い街』『いかるす』『疲れた犬のいる風景』研究書としては『イギリスロマン派の研究』『ヒーニーの世界』『マザーグースと英詩の魅力』『CDブック:イギリス四季と生活の詩』等がある。

とき・・・2000年12月2日(土)
             午後1時〜4時
ところ・・大阪市労働会館「アビオ大阪」 204号室(2F)п@06-6941-6331
       環状線または地下鉄中央線「森ノ宮」下車 西へすぐ。
参加費・・500円 会員外 1000円 (飲み物代含む)

講座 曖昧さの面白さ
 詩の翻訳を生業柱の一つとしていると、英語と日本語との違いが否応無く壁となってくる。翻訳とは、ただ縦のものを横にするだけではなく、翻訳者の個性や感情、理解力等が入ってくる。翻訳とは解釈だといってもよいだろう。平素何気なく書いている日本語が、翻訳という壁を通り抜けようとすると、極めて曖昧な表現から成り立っていることが判る。日本語の特徴はその曖昧さにあるといえる。英語の詩に限らず、外国語の詩は可なり文章構成法に正しく則っているようだ。翻訳を通して我々の日本語を考えて見たい。

翻訳ワークショップ
 マザーグースの詩、幾つかを「自分ヴァージョン」で訳してみませんか。
思い切った大阪弁、京都弁、河内弁を使って訳してみて下さい。英和、和英辞書をご用意して下さると助かります。Textは用意しておきます。
希望者は自作詩を30枚くらいコピーしてきてください。
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