第14回関西詩人協会総会日時 : 2007年11月25日場所 : トーコーシティホテル梅田 出席者 : 会員 93名 (外部から 6名) |
山田兼士氏の講演「ボードレールと中原中也、そして杉山平一」はこちらへ。 |
第十四回関西詩人協会総会が上記で行われました。講演の垂れ幕は運営委員の佐藤勝太氏によるものだが、左上の空間にピンクの花が貼りつけてあるのが分かりますか? 午後一時開場まで、五月の「文学ツアー」と七月に行われた「第五回詩で遊ぼう会・伊賀上野」の編集ビデオ二本の放映をしました。今回は初めてテレビ画面で放映できたので、多くの参加者に楽しんで戴けたと思う。テレビの借り料がいるので、今までは自分ちのノートパソコンを担いで見て貰っていましたが、複数の人で観るには液晶画面が見にくいこと、音が小さいことが不満でした。どうでしたか?皆様?来年も借りられるかどうかはご参加の皆様のお力添えが必要です。 司会進行は神田さよ委員 ソフトな語りかけるような声に促されて、会場全員は物故会員への黙祷を捧げた。 犬塚昭夫、江田麻子、竹島昌威知、茶谷松治の四氏であった。 開会の挨拶を金堀則夫委員 五月に大阪府知事より文化芸術功労団体として表彰を受け、杉山代表が授賞式に臨席されたことを報告をした。この功績を継続させるためにも、来年予定の「関西詩人協会賞」を、関西を対象とし(関西の詩誌に係わっている会員を含む)関西から発信する毎年執り行う詩集賞としたいという提案の趣旨説明があった。 前日に行われた小野十三郎賞を、運営委員の中岡淳一氏が受賞されたことにも言及された。会員ではないが関西詩人協会とも懇意にして頂いている長津功三郎氏も同時受賞だったので、関西に一泊されて総会・懇親会にも出席戴いた。 杉山会長挨拶 関西詩人協会は、他の詩団体と較べましても抜群の事業を盛り込んでいよいよ発展して来ました。 振り返ってみると長い人生の中では辛いこともあって、時には破産などという人格さえもなくすような目にも遭ったわけです。ところが、その時私は片っ方の手で詩という、文学というモノを持っていると思っていた。人間は無くなってしまうけど辛いこともなんともない。辛いことはつらいですけれども。 デパートというのは一階は大事です。一階に入らなければ五階へも十階へも行けない。だから無くてはいけない階だがその大事な一階に、ハンカチやネックレスやパラソルなど、戦争中だったら供出すべきもの、実用にはならないものが置かれている。私たちが心の中で欲しがっているのは役に立たないもの中にあるのです。それはお客さんも知っているし、経営者も知っている。詩という、役に立たないものを持っているのが大事ということは、誰でも知っているということです。関西詩人協会が益々盛会になることを祈念致します。 議長:三島佑一氏 議長選出により三島佑一会員が選ばれ第一部の議事が進められた。
、纏めてF質疑応答・採決に移った。質疑応答は無く、委任状と出席者の確認があり、満場の拍手によって議案はすべて承認された。 関西詩人協会賞についての経過と骨子について金堀則夫委員から説明があり、満場一致で承認された。 議長退任 新入会員の紹介 佐相憲一委員
入会者十五名の内、出席されたのは町こう氏のみで、少し淋しかった。 閉会の挨拶 神田委員 第二部 司会進行村田辰夫委員 山田兼士氏の講演「ボードレールと中原中也、そして杉山平一」はこちらへ。 「自選詩集」第五集出版記念会 進行:佐相憲一委員 今猿人、島田陽子、豊原清明、高石晴香(代読・左子真由美委員) hisako 津坂治男、青木はるみ各氏が前へ出て朗読された。 懇親会 司会進行中岡淳一委員 開会のことばを下村委員が、そして乾杯の音頭を日高てる氏がとられ、ひとまず喉を潤した。 横田委員の紹介で詩集を出された方(ご出席の方のみ)は前へ出て一言あった。猪谷美知子、今猿人、下村和子、原圭治、外村文象、中尾彰秀、村田辰夫、岸本嘉名男、神田さよ、毛利眞佐樹、住田文子、蔭山辰子、寺島美智子、おしだとしこ、佐古祐二、神田好能の各氏であった。 閉会の挨拶は佐藤委員の一本締めで、なごやかに終了した。(文責・永井ますみ) |