関西詩人協会十周年記念総会 報告
日時:2004.11.14
場所:ホテル・アウィーナ
開場:13:00 開会:13:30
公表会員数:326名
参加数:110余名(会員外を含める)


午後一時の開場と同時に河井会員と永井の持ち込んだノートパソコンで「第三回詩で遊ぼう会inおおつ」の様子を放映しました。
伊藤桂一氏の講演はこちら
まず今年度亡くなられた方、今澤幸氏、玉田五郎氏、にいみたかし氏のご冥福を祈って黙祷を捧げました。

第一部「総会」の司会進行は原圭治委員


開会挨拶は青木はるみ委員

「関西詩人協会十周年記念誌」の表紙である
『樹』に関連して、樹の偉大さについてのお話があった。
代表挨拶として杉山平一氏

会を立ち上げ続行することは大変なことです、関西詩人協会も
十周年に達して言うに言われぬ存在感を得たわけです。
ヒトラーはカントや  などの文学や芸術を持ち出してドイツの偉大さを大衆にアピールしました。
詩人は名も無きものであるが、そこにシンボル・サインを持っているとスタッフへの感謝を込めて申しあげたい。


@運営事業報告(佐古祐二委員)
☆関西詩人協会自選詩集第四集発行報告

 担当は、薬師川委員・白川委員・神田委員・毛利  委員でおこなった。
 十周年なので、表紙をカラーにし金の帯にした。
 従来の二段組から、読みやすい一段組に変えた。
 著者の紹介の部分を統一した。
 参加者数は151名、
 出版数は500部詩画工房から発刊した。
 参加者以外の購入希望者には、会員につき定価  の8掛けの特価(送料込み)
 非会員は定価で販売する。
表紙絵は吉田廣喜氏です。

☆10周年記念誌発行
 会報を読み返す中で、夢中でやってきた十年の歳月を考えた。前に会報の合本を入れ、後ろに各会員の詩集発行などの年表を入れた。アンケートを出して返事をそれを頼りに一覧を作ったので抜けているかもしれない。(出したアンケートは返して欲しい)
 このアンケートから詩集を年代順に書き出す作業を会員の河井洋氏のお世話になった。
表紙の「樹」は書家の松本碩之氏によります。
定価2000円全会員に配布します。
元会員の希望者には1500円で頒布します。
竹林館。600部

A会報発行報告(志賀英夫委員)
この一年会報32号から34号までは志賀委員が担当したが、春過ぎから白内障から緑内障になった為、急遽交代をしている。
35号からは皆さんの強力を得て、中尾彰秀委員が担当することになった。
色々の情報をハガキやFAXなどで気楽に入れて頂いたのが良かった。今後も会報を通して会員同士の繋がりが深まればいいと思っている。

B会計決算報告(横田英子委員)
C会計監査報告(柴田忠彦監査委員)
D次年度事業計画案(外村文象委員)
E次年度予算案(横田英子委員)
F質疑応答・採決に移った。

会場から「翻訳詩集ことばの花火・フランス語版」のルーマニア訳が出版されています。ご希望の方は有馬敲委員が纏めて注文しますという吉報が左古真由美氏があった。

佐生憲一氏からは今年の九月に発足した「九条の会」への参加呼びかけがあった。

 報告と提案は全て可決された。

名誉会員に関する規約の規定整備

(一)第二章に次の規定を新設する。
1.名誉会員
  満八十歳に達するまでの間引き続き五年間本会に在籍した会員は、満八十歳に達したとき、申し出により、運営委員会の議を経て、名誉会員になることができる。満八十歳以上の本会の会員が引き続き五年間本会に在籍するに至った時も、同様とする。
(二)第四章に次の規定を新設する。
 5.本会の名誉会員は、会費支払の義務を免除する。但し、免除の開始時期は、名誉会員となった年の時期会計年度の会費からとする 

新入会員六名のお名前を挙げての紹介があった。

閉会挨拶は日高てる委員


 

第二部「十周年記念会」司会は下村和子氏


日本現代詩人会からは
以倉紘平氏が「広島へ煙草を買いに行く」という地方の言葉の語感についての考察を添えて、お祝いの言葉を戴いた。
中日詩人会から北川朱実氏からは活発な 当会を「西日本のガキ大将」と命名された。 日本詩人クラブ関西大会担当理事の
志賀 英夫氏から、日本詩人クラブと当会の関連を話された。


今回の自選詩集を担当された薬師川虹一氏の軽妙な司会で
今回の自選詩集から四名の方の朗読があった。

岡崎葉氏の
「初冬に」
おしだとしこ氏の
「幼年の祈り」
岸本嘉名男氏の
「さぶちゃん大いに唄う」
清林保氏の
「真夜中の集中治療室にて」


伊藤桂一氏の記念講演はこちらです。

第三部「十周年記念祝賀会」司会進行白川淑氏と中岡淳一氏により進められた。

十周年記念誌の装幀文字
を書いて頂いた
松本碩之氏
自選詩集の装幀の
吉田廣喜氏



福田万里子氏の進行で、会員の中で何らかの賞を受賞した方の紹介があった。
続いて新詩集の紹介があったが、323名の会員の中で、(延べ)66冊の刊行があったということだ。
今回第三部に参加の18名の一分間コメントがあった。
 杉山会長の乾杯の音頭により、やっと喉を潤し、テーブルを同じくする仲間達と歓談の時間となった。
午後5時までゆっくりお喋りしたりスピーチを聴いたりの楽しい時間だった。

閉会挨拶:事務局長金堀則夫








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