第6回 ロルカ詩祭

現代詩の最前線を行く野村喜和夫氏をゲストに

日時: 8月16日(土)午後5時 開場
   [ 1部 ]PM6:00〜PM7:15  ロルカ詩の朗読
   [ 2部 ]PM7:30〜PM8:30  詩人たちの自作詩朗読と器楽演奏

場所: スペイン料理カルメン
     〒650-0012
     神戸市中央区北長狭通1- 7-1
            п@078-331-2228
              JR・阪急・阪神・地下鉄「三宮駅」から徒歩3分。
料金:3500円(チャージ、ディナー込み、税別

 
スペイン・アンダルシーアの都市グラナダ。ここで毎年8月、ある詩人を追悼する朗読会が開かれます。その詩人とはフェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)。寺山修司は言います。「ガルシア・ロルカは二度死んだ詩人であった。一度は彼自身の詩の中で死に、二度目は、スペインの内乱で、フランコ軍に処刑されて死んだ。彼が死んだ1936年に生まれた私は、いつからか彼の作りだした世界にひきこまれ、彼が開けておいたバルコニーから夜ごとせせらぎの聞こえるグラナダの町へと誘いこまれていくのだった」(「黙示録のスペイン」から)。
 今年も「ロルカ詩祭」の季節がやってきました。開催地は、グラナダではなくここ神戸。この詩祭は、ロルカ生誕100周年にあたる1998年から毎年催していて、今回で6回目。スペインが生みだした国民的詩人を称える文学イベントであると同時に、阪神大震災で大きな被害を出した神戸の地において、震災犠牲者に対する鎮魂の言霊を発信する装置でもあるのです。1部はロルカ作品の朗読。2部は詩人たちによる自作詩の朗読。伴奏はシタールという"綺"なる組み合わせです。
 今年は、東京から詩人・野村喜和夫氏をゲストとして迎えます。野村氏は詩作はもとより、批評、翻訳、比較詩学研究なども手がける表現者として日本現代詩の最前線で活躍されている方です。ふるっての参加をお待ちしています。ちなみに会場のカルメンは1956年創業。日本で一番早く出来たスペイン料理店です。特選ディナーも期待して下さい。 

 〈出演者〉
 ゲスト/野村喜和夫  
磯田ふじ子  大橋愛由等 今野和代  高谷和幸  寺岡良信
富 哲世 福田知子  板東里美  布村真理



ディナーコース内容

    リアス・バイシャスの白ワイン02年産
    カルメン特選盛り合わせオードヴル
    鴨のロースト・いちじく風味
    マカロニのフィデウア(パスタ・パエリア)
    コーヒー
    デザート(かぼちゃのエラード)

特典

    当日参加者の方全員に、第2部参加の詩人たちが朗読する詩作品を編集した
『8月19日詩集・vol.6』を もれなく進呈します。


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